後期2節 対エスペランサSC 戦評


 後期2連勝。


 前半はお互い探り合いながらも
 チャンスは両チームにあった。
 そんな中、最初の決定機は相手に。
 なんでもないシーンだったはずのワンタッチを
 GK1対1まで持っていかれる。
 これをナカシ(7番/中島)とソンウ(21番/康)が
 見合ってしまい、相手はノープレッシャーでループシュート。
 右に僅かにそれて助かった。


 攻撃に関しては悪くはなかったし、
 ペースはうちらだったが、少し急ぎすぎた印象。
 相手FWがあまりプレスバックしないため、
 柿沼(17番)が受けられる時間とスペースがあった中、
 もう1個前のスペース、
 相手のポケットで受けられるチャンスがあったように見えた。
 とくに相手のボランチが柿沼に食いついたときは……。


 しかし豪(19番/白井)と小川(3番)の
 裏への動きのタイミングも良かったため
 出し手が少し急いで蹴っていたかなと。


 裏へ抜けた動きのおかげで
 できたスペースに受けられる選手が増えてくると
 さらに良い攻撃ができた印象がある。


 ハーフチャンスはあったので、
 前半1点欲しかったが
 ネットを揺らすことはできずハーフタイム。


 前半少し気になったビルドアップと4枚の裏。
 そしてソンウとの連携。
 また桃原(27番)は若干危ないイエローだったため
 先手を打って後半頭からミツキ(31番/中田)を投入。
 配置移動して様子を見る。


 なかなかシュートに持っていくことができず
 どこか詰まってしまう感じ。
 そんな中、相手に決定機が2、3回ほど連続で来るが
 ゴールポストやソンウのファインセーブなどに助けられて
 なんとか0-0をキープ。


 詰まっていた感じの攻撃を改善するため
 豪と小川の配置を変えてみる。
 すると、相手のラインが僅かだが下がり始める。
 少しずつ流れが来た後半37分。
 この時間帯に
 よくぞラインが下がってくれたところで走っていた大雅(14番/副田)に
 柿沼からのドンピシャですばらしいスルーパス。
 1人交わして突き刺す!


 しかし相手も粘る。
 なんとラスト2分となった後半43分、
 中途半端になってしまったクリアを拾われ、
 再三放り込まれて、ズドン。
 同点にされる。


 しかしここからうちらも猛攻撃。
 あと数十センチだった豪からのクロスを
 あきら(8番/今野)が惜しいヘッド……。


 そして笛が鳴ってしまう、ロスタイム残り1分。
 あきらの再三の前でチェーシングで
 再びボールを前でリカバーすると
 中に放り込んだボールが
 際どい位置で相手の手に当たりPK獲得!!
 ゲームキャプテンの大雅が冷静に沈めて2-1勝ち越し。


 残りの時間を守り切って2連勝。
 MOMは2得点の大雅。


 気を引き締めて次戦に挑みたいと思います。
 本日も応援ありがとうございました!



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