勝ち方 負け方

アスルクラロがJ3に内定した事で、早稲田ユナイテッドの関東リーグ残留もほぼ決まりそうです。


前期1分け8敗・・・勝ち点1・・・


水曜日には正式発表されますが、前期の結果を見るだけでも正直落ちてもしようがない結果です。


しかしチームとして崩れなかった事、選手同士の結束力で後期巻き返した事、今年もたくさん勉強になるシーズンでした。


何をやってもうまくいかない・・・色々な事を考えながら色々なサッカーの試合を観てヒントを探しました。
どうすれば選手に伝わり、うまくチームとして体現出来るか。練習ではどういうメニューを組んで落とし込むか。試合前や試合後の話は・・・等と考える日々が多かったです。


後期最終節、勝てば文句無しの残留確定。
結果は1−2負けで8位でシーズン終了。


しかしこの試合で誇らしいプレーが一つ。
0−1のシーンでカウンターのチャンスだった時、相手選手が倒れている。
長井主将は迷わずボールを外に出す。


現在プレミアリーグなどでは主審が笛を吹かない限り選手が倒れていても外に出さなくても良いという事ですし、何を勝負にきれいごとをと思うかもしれませんが、
勝つにも負けるにも、勝ち方と負け方があると思います。


前期の大成シティー戦では余裕が無く、同じようなシーンでボールを出せませんでした。
選手は勝ちたいがための一生懸命なプレーだったと思うのでそういう風になってしまっていたのも僕の責任でしょう。


以前都リーグでも同じようなケースでその時の主将の菅田がボールを外に出してくれましたが、
その試合は負けて、その年の関東大会でも昇格あと1試合の準決勝で負けています。
フェアプレーをしたからといって勝てるわけではありませんし、全てがうまくいくわけではありませんが、苦しい時にどういう人間でいられるかが大事だと思います。


頂点にいる時や苦しい時の反応でその人のリアルな部分が見れるかなと思います。
それはそこまでの人生で経験して来た事や見て来た物でも変わってくると思うので、今後も様々な事を経験して強い自分になれるように頑張りたいですね。


明日はサウジアラビア戦。
初戦のUAE戦ではボールを外に出せなかった日本代表。
どういうチームになっているのか、現地で観るのが楽しみです。

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